がん患者の倫理・社会的問題に対する支援者養成コース
コースについて
対象
大学院医学研究科医科学専攻、看護学専攻(修士課程)
職種、分野
医師、歯科医師、看護師、薬剤師、社会福祉士、遺伝カウンセラー等
修業年限
2年間
養成すべき人材像
- がんの医療・ケアに関わる倫理的、社会的問題について専門的な知識と技能を習得している人材
- がん患者をめぐる倫理的問題や社会的問題について、多職種が連携して解決を支援するにあたり、その中心となって活躍できる人材
修了要件、履修方法
- 医系コース=履修モデルA
研究指導員の担当する医科学研究ゼミナールIとII(合計8単位)および医科学研究序論特講の2科目と選択科目から20単位以上(境界領域強化科目から12単位)、併せて30単位以上を修得し、修士論文の審査並びに最終試験に合格すること。
- 看護系コース=履修モデルB
看護研究ゼミナール1と2(合計4単位)、看護理論(2単位)、研究方法概論(2単位)合計8単位を修得し選択科目から20単位、併せて30単位以上を修得し、修士論文の審査並びに最終試験に合格すること。
履修科目一覧
(履修モデルA)
必修科目 |
- 医科学研究ゼミナールI(4単位)
- 医科学研究ゼミナールII(4単位)
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選択科目 |
- 生物統計学(1単位)
- 医学情報学特講(2単位)
- 病理病態学特講(2単位)
- 臨床試験の基礎(1単位)
- 社会医学特講(2単位)
- 社会医学特講実習(2単位)
- 精神保健学特講(2単位)
- 精神保健学特講実習(2単位)
- 放射線関連法規・医療倫理(2単位)
- 国際医療学特講(2単位)
- 国際医療学特講実習(2単位)
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(履修モデルB)
必修科目 |
- 看護研究ゼミナール1(2単位)
- 看護研究ゼミナール2(2単位)
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選択科目 |
- フィジカルアセスメント特論(2単位)
- 量的研究方法論(2単位)
- 臨床病態生理学特論(2単位)
- 臨床薬理学特論(2単位)
- 看護管理論(2単位)
- 家族看護学実習1(2単位)
- がん看護学実習1(2単位)
- コンサルテーション論(2単位)
- 家族看護学実習2(6単位)
- がん看護学実習2(4単位)
- 医療倫理学(2単位)
- 国際看護論(2単位)
- 家族看護学実習3(2単位)
- がん看護学実習3(4単位)
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専門資格
がんに関する専門資格との連携
本コース在籍中に、日本臨床倫理学会臨床倫理認定士と日本臨床倫理学会臨床倫理認定士(上級)の資格取得、コース終了後に家族支援専門看護師、がん看護専門看護師受験資格の取得を目指す。
教育体制
教育内容、特色
がんの医療・ケアに関わる倫理的、社会的問題について学び、臨床倫理コンサルタントとして必要なコンピテンシーを獲得します。また、臨床倫理コンサルタントとして臨床倫理支援を実践できるだけでなく、患者・家族支援や社会的資源の活用を通じた実際の問題解決を促進できる技能を身につけることができます。
指導体制
東海大学医学部付属病院において、臨床倫理支援、ソーシャル・ワーキング、患者・家族支援の実務を担当している専門職が直接指導にあたります。
修了者の進路、キャリアパス
がん拠点病院や地域の中核的病院や医療・ケアチームの一員として、倫理的、社会的問題を解決するためのコンサルテーションや多職種協働の中核を担う人物を養成します。